幼保一元化とは?メリット・デメリットをわかりやすく紹介!

幼保一元化 メリット デメリット

最近、情報番組などでよく耳にする「幼保一元化」。

先日も「かんさい情報ネットten」で大阪の八尾市で「幼保一元化」をめぐりママさんたちが集まってデモをしているなどと取り上げられていました。

正直なところ…

「幼保一元化」ってどういうメリットやデメリットがあるのかわからなくないですか?

文字通り、幼稚園と保育所を一体化させるということは何となくわかりますが、ぶっちゃけそうすることでどんなメリット・デメリットがあるのかというところが一番大事ですよね。

今回はそもそも「幼保一元化とは?」というところから、幼保一元化をすることによって生じるメリット・デメリットをわかりやすく紹介しようと思います。

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幼保一元化とは?

そもそも幼保一元化とは何かというところから。

幼保一元化とは、読んで字のごとく幼稚園と保育所の一体化を図ろうとする政策です。

つまり、幼稚園と保育所を一元化することで両者の問題を解決しようという政策なわけですが、もうすこしわかりやすく説明するには「幼稚園」と「保育所」の違いなどを知る必要があります。

幼稚園と保育所の違い

幼稚園と保育所の違いって実はたくさんあるってご存じですか?

単に時間が長いなどの違いという話ではなく、実は幼稚園と保育所は元来別物なんです。幼稚園の職員として働こうと思うと、「幼稚園教諭」という資格が必要になり、保育所であれば「保育士」の資格が必要です。

また、幼稚園と保育所を管轄する役所も違います。

  • 幼稚園の管轄:文部科学省
  • 保育所の管轄:厚生労働省

当然ですが、管轄が違えば運営方針も変わってきますよね。

それによって「幼稚園が抱える問題」と「保育所が抱える問題」が生じてしまい、それを一元化することで解決できないか?というのが「幼保一体化政策」です。

幼稚園の運営方針と現状

幼稚園と保育所の推移出典:http://hoikusi.biz/contents/hoikujouhou/tisiki/news/news_con_01.html

幼稚園は年々増加傾向にある保育所と違い、年々減少傾向にあります。

幼稚園自体が減少傾向にあるということなので、当然、幼稚園児も減少傾向にあります。現在待機児童や保育所の定員オーバーとよく耳にする中、幼稚園児は減少傾向にあるというのが現状です。

そもそも、幼稚園の運営方針は「教育施設」です。

小学校入学前のお子さんの教育施設ですから保育所と比べ3歳児からという年齢制限や預かる時間が短いです。

また、教育施設ですから幼稚園の職員になるには、幼稚園教諭という資格が必要になり、保育士と比べ合格率が低い傾向があり、職員の充実という点においても問題を抱えています。

保育所の運営方針と現状

先ほどのグラフを見て分かる通り、保育所の需要は年々増加傾向にあります。

やはり年齢制限もなく、預かってくれる時間が長いというところから、共働きやシングルマザーの増加などが要因でしょう。

一番の問題点は店員オーバーというところでしょう。

保育所の運営方針は「児童福祉施設」です。

保護者の代わりに乳幼児を”預かる”施設ですね。

幼保一元化まとめ!

ひとまずここまでの話をまとめると

運営方針の違い等で生じている両者の問題点を一元化することで解決しようというのが「幼保一元化」という政策です。

それでは「幼保一元化」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

幼保一元化のメリットは?

幼保一元化のメリットは

  • 子供への等しい保育・教育
  • 経済効果
  • 待機児童の解消

他にもあるかとは思いますが、大きなメリットは上記3つでしょう。

子供への等しい保育・教育

先ほどの幼稚園と保育所の運営方針の違いで紹介したとおり、幼稚園と保育所は「教育施設」と「児童福祉施設」です。

これまでは保護者の就労形態の事情等で保育所に預けていて、幼稚園と比べると「教育」という部分を出来なかったわけですが、幼保一元化にすることで、教育・保育が保護者の事情問わず等しくなります。

経済効果

なんといっても経済効果でしょう。

単純に現在店員オーバーの保育所が多い中、定員割れしている幼稚園で待機児童を預かることによって経済効果が期待出来ます。

その他にも人件費削減等の経済面での効果があると見られています。

待機児童の解消

経済効果のメリットでもお話した通り、幼保一元化すれば、定員割れの幼稚園で待機児童を預かることが出来ますから、当然待機児童が解消されるでしょう。

待機児童が解消されれば、安倍政権が掲げる「女性が輝く社会つくり」にも繋がってくるでしょう。

幼保一元化のデメリットは?

メリットだけなら嬉しいのですがそんな上手くはいかないもの。

幼保一元化のデメリットは

  • 教材や道具の費用負担
  • 職員の負担
  • 共倒れ

などが考えられます。

教材や道具の費用負担

保育園の場合、所得によって費用が決まったり、基本的に追加費用が発生することはありません。ですが、幼稚園の場合は、教育施設のため、園の帽子だったり、クレヨンや教材などは実費負担が基本です。

他にも父母会とか。

つまり、金銭面でこれまでより高くなるなども考えられます。

職員の負担

本来「幼稚園」と「保育所」は別物ですから、一元化されることで、当然ですが職員ひとりひとりの負担は大きくなることが考えられます。

共倒れ

地方によっては少ない幼児が認定こども園へ集中し、幼稚園も保育所も共倒れになってしまう可能性も考えられます。

さいごに

いかがだったでしょうか?

こうやって見てみると難しいもんですね。

「もう、このままでいいのに!」って思ってしまったりもしますが、それだといつまでたっても待機児童が解消されないわけで…。

かと言って、これまで挙げたメリット・デメリット以外にも細かなものもたくさんあります。例えば、給食にするのか?弁当なのか?とか。

保育所の給食から弁当になれば当然保護者の方へ負担になりますし…。難しいですよね。何年も前から「幼保一元化」がなかなか進まないのはこういったことが原因なのかもしれませんね…。

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