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【吃音症】どもりは治る?原因と克服について!

吃音症 治る

福山雅治さんが3年振りの月9主演を務めるということで注目度が高かった「ラヴソング」の1話目が先日放送されましたね。

まだ1話目ということで今後の展開などはわかりませんが、どうやら「吃音症」の女性の日常生活の大変さや、克服していく様子が描かれそうな予感。

「吃音症」というのはなんとなく知ってはいたものの「これほどまでに大変なんだ…」と感じたのが正直なところ。管理人を含め、吃音症への理解がまだまだ低いんだと。それは吃音症の認知度の低さも原因のひとつなのかなと思い今回は吃音症について色々調べてみました。

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吃音症とは?

吃音症とは会話の途中で言葉が詰まってしまったり、第一声を発するのが難しかったりする症状が見られる、疾病、または傷害の1つです。

日本においては別名「どもり症候群」とも呼ばれますが、近年この「どもり」は差別用語とみなされつつあり、公の場では使われなくなってきています。

今回の管理人が記事にするキッカケとなった「ラブソング」では社会人の吃音症の女性が登場しますが、吃音の発症年齢は言葉を覚え始める2歳前後が最も多く、5歳以下の子供で約5%、成人では0.8%~1.2%と言われています。

欧米などでは法的に障害認定している国もあり、日本では健康保険が適用されます。

吃音症の3つの症状

吃音症には大きくわけて3つの症状があります。

  • 連動型
  • 伸発型
  • 無声型

それでは1つずつ見ていきましょう。

連動型

連動型は連発して発音してしまうタイプです。

例えば、「こんにちは」と言おうとすると

「こ、こ、こ、こんにちは」

という風に最初の言葉を連発して発音してしまいます。

伸発型

伸発型は引き伸ばして発音してしまうタイプです。

先ほどの「こんにちは」に例えると「こーーーんにちは」といった風に最初の言葉を引き伸ばしてしまいます。

無声型

無声型は後の言葉が続かないタイプ。

「こんにちは」と言いたいのに「こ・・・」と詰まってしまい後の言葉が続かないということになってしまいます。

吃音症の原因となる3つの要因とは?

吃音症の原因については未だ特定されていないというのが現状なのですが、様々な要因が重なって発症するという見方が多く、吃音症を発祥させる可能性のある主な要因は以下のとおり。

  • 心理的要因
  • 遺伝子的要因
  • 環境要因

ひとつずつ見ていきましょう。

心理的要因

不安や緊張、鬱などで吃音の症状が悪化することがわかっていて、吃音症を発祥する要因のひとつにストレスや不安という心理的要因があると言われています。

遺伝子的要因

アメリカの聴覚障害・コミュニケーション傷害研究所の遺伝子学者の一人は、吃音症で訪れてくる患者の半数が家族や身内など周りに吃音者がいるとして、遺伝子が関係していると発表されていて遺伝子が関係しているという説もあります。

また、最近の研究で吃音の原因となる遺伝子が特定されていて、これらの吃音遺伝子が環境や心理的要因で変化すると見られています。

環境要因

幼少期に過度のストレスや不安、緊張などを受けると吃音症の発症率が高いと言われていて、しつけの厳しい親の元で育った子供は吃音症が発症しやすいと言われています。

特に幼少期の環境が影響している可能性が高いそう。

基本的に幼い子供は左右の言語脳の機能が進んでいないため、比較的どもりが出やすいとされています。そして、どもってしまう子供を親が叱るなどして、「どもる=悪いこと」だと感じるようになり、話すことへの恐怖心などが生まれます。

そして集団生活などで先生に指名されたりした時に、どもってしまいいじめなどの辛い経験につながったりするケースもあり、このような辛い体験の蓄積で発症することもあるそうです。

吃音症は治るのか?

吃音症は治るのか?

これは人によって意見がわかれ「治らない」という人もいますが、現在では様々な治療法があり、確実に成果を出している疾患者もいると言われています。

ただし、吃音症は放っておいて自然に治るものではありません。

吃音症はまだまだ認知度が低く周りの理解が低いため、喋ることに恐怖心を覚える人が多いのですが、一番大事なのは「気にし過ぎない」ということ。

これって言うのは簡単ですが、当人であれば本当に難しいとは思いますが、「喋るからどもる」のではなく、「気にするからどもる」と言われることもあり、例えば学校などでの合唱の練習など、大勢で発声する時はどもらないという方もいるそう。

難しいこととはわかっていますが、「気にし過ぎない」ということが一番の治療なのかもしれません。そして管理人も含め周りももっと理解してあげて吃音者が「気にしない」環境づくりをしていくことが必要ですね。

吃音症の治療法

吃音症を引き起こすと考えられている要因などはいくつかあって上でも紹介しましたが、はっきりとした原因がわかっていないため、治療も様々な治療法があります。

また、国によって取り入れている治療法だったり、吃音症を克服、改善するトレーニングなどがあるので紹介していきますね。

催眠療法

催眠術を利用して潜在意識に働きかける治療法です。

吃音を引き起こす原因と考えられる心理的要因へ催眠術などでアプローチし、スムーズに話せているプラスイメージなどを暗示することでどもりを克服しようというのが目的。

少し話がそれますが、「うつ病」の方に「まだうつ病やってるの?」「そろそろやめれば?」と一見、ひどいことを言っているかに思いますが、言われた本人はここで「うつ病ってやめれるんだ、治るんだ」と意識し、克服するなんてケースがあるそう。

催眠術と聞くと少し怪しいと感じるかもしれませんが、「治る」と意識したり、スムーズに話せている姿をイメージするのって意外とかなり重要です。よくアスリートであれば、世界の強い選手を相手にイメージトレーニングを毎日していると言います。それらと同じようなものと考えると怪しさは拭えるのではないでしょうか。

呼吸法による治療・トレーニング

吃音者は一般的に呼吸が浅いと言われています。

そして呼吸が浅いとうまく発音するのが難しくなり、またどもってしまう…という負のスパイラルに陥ることがあります。そこで胸式呼吸から腹式呼吸に切り替えるという、治療・トレーニングです。

お腹で呼吸することを意識しながら腹式呼吸を行うことで心身ともにリラックスし、吃音の改善に効果があると言われています。

しかし、この腹式呼吸を用いた治療法では一音一音をハッキリと発音させるのが難しいとされていて、改善には効果ありと言われていますが、吃音症を完治することは難しいとされていて評価がわかれています。

薬物療法

日本ではあまり聞かないですが、薬物療法を行っている医療機関もあると言われています。しかし、まだまだ試行錯誤の現状で全ての薬物に効果があると保証されているわかではありません。

日本以外の医療機関は「てんかん」や「うつ病」などに用いられる「ルボックス」などのセロトニン療法を行うところもあります。

発声トレーニング

吃音症の症状によって異なりますが軽い症状の場合、発声トレーニングが最もポピュラーな治療法です。最近ではネットでDVDなども販売されているので忙しい方でも取り組めるトレーニングです。

背筋を伸ばし、お腹に力を入れ数秒息を止めて腹式呼吸をするというのを繰り返し、腹式呼吸に慣れてきて心身ともにリラックスしてくると、次に発声トレーニング。

少しずつ息を吐きながら「おーーはーーよーーうーー」のように母音を伸ばしながらゆっくりと発音していきましょう。

最初は全ての母音を引き延ばすのが難しいと思うので、まずは今回の例であればおはようの「お」のように第一声を伸ばすようにしていきましょう。

慣れてくれば、伸ばす語数を増やし、単語から長い文章へと徐々にステップアップしながらトレーニングするといいでしょう。

あくまでトレーニングですから即効性は見込めませんし、合う人と合わない人がいるというのが正直なところですが、合えばお金もかけずに改善、克服につながるので継続してトレーニングしましょう。

吃音者が周りにいたら

周りに吃音者がいたら、急かさず根気よく話を聞いてあげましょう。「まず◯◯と言ってみて!」などの変なアドバイスは余計に苦しめる可能性があるので、しっかりと理解してあげて相手のペースに合わせてあげましょう。

さいごに

いかがだったでしょうか?

「ラヴソング」というひょんなキッカケから吃音症について調べてみるとかなり大変なことが多いと知り、自分は理解が低かったと感じ気がつけばかなり長くなってしまいました。

吃音症に対してもっと理解してあげる環境づくりが進むことを祈っています。

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